ずっとコンプレックスだった歯並び
突然ですが、あなたは歯並びを気にしたことはありますか?
私はずっと歯並びがコンプレックスで、笑う際も手で口元を隠すくらいでした。
歯並びをとにかく良くしたい。その気持ちでいっぱいでした。
ですが歯の矯正って意外と高いんですよね。あとワイヤーが見えるので、やはり相手の視線がどうしても気になるなと思い、中々踏ん切りがつきませんでした。
そうした中、コロナウイルスが流行し、マスクをつける生活が日常となりました。
歯並びにコンプレックスを持つ私には、これほどありがたいものはありませんでした。マスクをつけることで口元を隠すことができるのですから。
そしてしばらくマスク生活が続くいまが、歯の矯正をするチャンスではないかと思ったのです。口元のコンプレックスも矯正中であることも人に知られずに治療ができる。私にとっては絶好の機会となりました。
こうして今年の2月から歯の矯正治療をはじめ、約半年が過ぎました。
ガタガタだった歯並びがだんだんと整っていく姿を見るのはとても楽しいですし、やってよかったなと満足感でいっぱいです。
カラーだとお見苦しいので、白黒にしました(笑)。
左が治療を始めたばかりの頃で、右が最近です。
かなりガタガタが解消されているのがわかります。治療が終わる瞬間が、いまから待ち遠しくて仕方ありません。
私と同じように歯にコンプレックスを抱えている方がいるのであれば、いまがそれを治すよいチャンスだと思います。
ぜひ一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
矯正治療中に本当に買ってよかったもの
さて、歯の矯正をしていると、とにかくワイヤーと歯の間に食べかすが詰まってしまいます。ご飯粒やパン、麺類など、何もかもがです。
これをそのまま放置していると、当然虫歯になりやすくなってしまいます。なのでこまめな歯磨きが大切です。
朝食後、昼食後、そして寝る前と、やはり1日3回は磨きたいところです。
ここまで虫歯になることもなく、幸い先生にもきれいに磨けているとお褒めをいただいているので、このまま丁寧な歯磨きを心がけていきたいと思います。
と前置きがかなり長くなってしまいましたが、歯の矯正中に歯をきれいに磨くために役立ったものをご紹介したいと思います。
参考にしていただければ幸いです。
パナソニックのドルツ(口腔洗浄器)
これは本当にオススメです。
私は夜の歯磨きのときに、ドルツを使用しています。説明書には普通の歯磨きのあとにドルツを使うことを推奨していますが、矯正治療中は最初にドルツを使って、そのあとに歯磨きをするといいと思います。
まずドルツを使い、食べかすをすべて除去します。これでかなりの食べかすを取ることができます。奥歯、歯間、歯と歯茎の間まで、結構きれいになります。
なお、説明書には歯の表面の汚れをとるとありましたが、そこまでの効果は期待できません。こびりついてしまった汚れはやはり歯医者でクリーニングをしてもらうのが一番です。
私が購入したのは「EW-DJ74-W」というモデルなのですが、これを選んだ決め手は矯正用のブラシが付属していた点です。これによってワイヤーと歯の間の汚れも水圧で取ることができます。まぁ付属品として売っているので別に買ってもいいのですがね(笑)。
ドルツは1万4000円ほどするので、初期投資としては結構高いと思いますが、5年保証をつけると、1年あたり約3000円。1ヶ月あたり250円。1日あたり約8円です。
こう考えるとかなり安くありませんか?これで歯の健康を保てて虫歯も防げるのであれば高い買い物ではないと思います。
3M クリンプロ
ドルツで食べかすを除去したのち、歯磨きをしていきます。
ここで気にしたいのが、歯磨き粉に含まれる成分です。現在、虫歯を防ぐためにはフッ素が有効なことがわかっていますから、なるべくフッ素濃度が高いものを選ぶとよいでしょう。
私が先生に勧められたのが、このクリンプロ。フッ素濃度は1450ppmです。
日本の製品だとこれが限界なのか、1450ppm以上のものは見たことがありません。
また低発泡性のため、泡でごまかされることがありません。口中が泡でいっぱいになると磨けた気になってしまいますが、けしてそんなことはありません。
この歯磨き粉だとあまり泡立たないので、1本1本丁寧に磨くことができます。
あと少量ですが研磨剤が入っています。歯の矯正をしていると、ワイヤーの裏などにどうしても汚れがつきやすくなってしまいます。そのため研磨剤が入っていたほうが、矯正治療中の歯磨きにはよいかと思います。
あまり力はいれずに、優しく磨きましょう。
ちなみに、評判のよいコンクールは研磨剤が入っていません。歯の矯正をしていない人にはよいですが、歯の矯正中であればクリンプロだけでいいと思います。
ただいかんせん、クリンプロを置いてあるお店って少ないんですよ。私が知る限り東急ハンズでは売っていますが、わざわざそこまで行くのも面倒なので、いつもAmazonで購入しています。ハンズよりも売値は安いので、面倒な方はネットでさくっと注文することをおすすめします。
デンタルタフト
正直なところ、ここまで丁寧に歯を磨いても、ワイヤーの後ろ側部分をうまく磨くことができません。歯ブラシの毛がうまく届かないんですよね。
そこで最後の仕上げとして、デンタルタフトを使用します。これだとワイヤーと歯の間にブラシを入れることができるので、磨き残しを防ぐことができます。
ただ矯正をしていると、正直毛の痛みがかなり早いです。毛が開いてしまうとうまく磨くことができなくなってしまうので、2〜3週間に1本ペースくらいで私は使用しています。
以上、私が歯の矯正中に買ってよかったものをご紹介しました。
そのほか、外出先でいつでも磨けるように携帯歯ブラシセットや携帯用洗口液は常にかばんに入れておきたいですね。時間がないときは、洗口液で口をゆすぐだけでもかなり違います。
歯の矯正中に虫歯になってしまうと、ぶっちゃけ治療が大変で、余計なお金がかかってしまいます。
ただでさえ高い治療ですから、なるべくお金がかからないよう、日頃からケアに努めたいものです。
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